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汁なし担々麵:175°DENO~担担麺~

4月2日Openの新店。店名はこれで「ひゃくななじゅうごどでの~たんたんめん~」と読むらしい。そのまんまだ【笑】。看板メニューは汁なし担々麺で、どうやら首都圏の人気店での修行経験もあるらしい。

場所はかなり判りにくい。いや住所にあるビルはすぐに見つかるが、そのビルのぐるりを見回してもどこにもお店が無い。正解は、ビル一階の入り口から入り、細い廊下を歩いた先。札幌では結構見かける雑居ビルの一角、それも奥まった場所にある。

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店内は、元スナックか何かなのか、結構オシャレ。いや、ラー油なども含めて調味料のセッティングなどにもセンスを感じるし、そう言うハイセンスなご主人なのかなとか思いながらしばし待つ。

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注文したのは「汁なし担担麺(750円)」を「痺れ無し」で、それに「3種の山椒(150円)」を加えて。

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汁なし担担麺(750円)

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3種の山椒(150円)

「痺れなし」にしたのは、私は山椒の風味が強すぎるのは苦手な為。また、ご主人が非常にこだわったと言う「3種の山椒」をよりしっかり味わうには、最初は山椒無しで食べ、そこに適宜3種類を加える方が判りやすかろうとの判断だ。なのでまず「麻」抜きの「辣」のみで食べ始める。

コクのあるタレに適度な辛味。干しエビや、形を残してざっくりと砕かれたカシューナッツの歯ごたえや甘味がいいアクセントになり、オーソドックスながらもかなり美味しい。辛味は、激辛好きの人には物足りないかも知れないが、注文時に辛くする事も出来るし先述通りラー油も卓上に用意されているので好みで足して行けばOK。私も少し足してみたが、このラー油の香りもいいな。ちょっと気になったのは麺が少々絡まっていた事。スープの無い和え麺だけに、きちんと解きほぐしておいた方が食べ易いのになと思った。

具体的な名前などは聞かなかったが、3種の山椒はすべてご主人が自ら四川省まで出向いて仕入れて来た物とか。「青山椒」とか「世界一高級な山椒」などを含めた3種類。山椒評論家ではないのであまり具体的な差異やら品種当てなどは出来ないが、確かにそれぞれ香りの違い、酸味や痺れの強さ、また同じ麻でも鋭く立ち上がったり、ややマイルドに広がったりの変化をいろいろと楽しめる。ラーメンのトッピングとしては少し強気なお値段に見えるが、それ相応に楽しめるアイテムだ。

何でも、山椒以外にも唐辛子も同じく四川省まで直接買い付けに行き、芝麻醤、ラー油などすべての調味料も手作りだそう。辛味も風味も豊かでかなり楽しめる汁無し担担麺。目立たない場所だが繁盛して欲しいもの。

【データなど】
地下鉄大通駅、市電西8丁目駅、西4丁目駅/北海道札幌市中央区南1条西6-20 KYビル1F/011-777-1177/11:30~14:30、17:30~21:00(L.O.20:30)(土曜日は昼の部のみ)/日曜休


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Tag : 2013新店 札幌

麺ぬうぼう

5月15日Openの新店。江別発祥の人気店「銀波露」のセカンドブランドと聞いて興味を持ったお店。6日の12時過ぎに到着。ちょうどランチタイムで少し待った。

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ラーメンは味噌、塩、醤油の三味が基本……と言うと普通だが、それぞれに「とんみそ」「魚介醤油」「鶏しお」などと名前が付き、また味変アイテムも付いてくる模様。札幌のラーメンも複雑化しつつあるみたいだなあ。注文したのは「とんみそ(800円)」。

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とんみそ(800円)

札幌の味噌ラーメンは、基本的な傾向として結構甘味があるような印象だが、こちらの味噌は甘味は少なく麹感、脂のコクと共に来るのはきりっとしたしょっぱさが強い。「銀派露」系列のせいか、脂が効きながらもくどくないのが好印象。添付の粉チーズは「コクが変わるので途中から」と説明をされたが、確かに風味が加わり多層的な味わいに変化する。これ、結構ご飯が合いそうな味だな。

昨今は魚介系やつけ麺を前面に出した新店が多い中、基本三味をメインにしているのは潔いかも。ただ、三味それぞれに味変要素があるあたりに、札幌ラーメンシーンの複雑化も感じたりした。

【データなど】
JR新琴似駅/北海道札幌市北区新琴似8条4-1-5/011-763-6360/11:30~20:30/


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テーマ : ラーメン - ジャンル : グルメ

Tag : 2013新店 札幌

豚スープ:ラーメン八卦

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北海道遠征最終日の一軒目。5月21日Openの新店。事前に「福岡出身で、函館の真マメさんで勤務経験のある店主が鶏と豚二種類のラーメンを出している」との情報は頂いていた。6日の11:30頃到着。すると店内にはこんなPOPが。

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これはちょっと珍しいパターンだ。新店なのでまだ仕込みが安定しないのか、それとも試行錯誤でいろいろ試しているからかのか。今日のオススメを訊いてみると、豚との事だったので「豚スープ(680円)」にしてみた。ちなみに「鶏スープ(650円)」は醤油との事で、味噌は「近日完成」らしい。新店のメニューで味噌が後回しになるとは、札幌のラーメンシーンは本当に変化して来ているんだなあ。ちなみに「豚」「鶏」は、ダシだけではなく油やチャーシューもすべてそれぞれを使っていて麺も異なるみたい。

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豚スープ(680円)

出てきたラーメンは、比較的さらっとした豚骨ラーメンなんだが、独特ながら覚えのある香りが混じっている。ラードに火を通して焦がした香りだ。お品書きには背脂入りと書いていたが、いわゆるチャッチャされた背脂は見当たらない代わりに、くにゅっとした歯ごたえの脂身があり、それからこの風味がただよっている。これは多分、「南京千両」や「大砲」に使われている「カリカリ」だ。メンマが穂先だったり、半熟味玉が入っていたりと現代風の部分もあるが、やたらに濃厚過ぎないスープといい、これは今風ではなく古来伝統的な久留米ラーメンだ。いやびっくり。

麺は福岡らしいこりっとした極細麺。札幌の嗜好に合わせてか、福岡系にしては少し多めに感じたが伸びる気配はない。スープは先述のように、極端に煮込んでドロドロな感じにはしていないが豚のエキスは充分で足腰のしっかりした味わい。これは美味いなあ。

会計時に、「これって背脂カスに火を通してますよね」と訊いてみたらご主人は少し驚いたみたい。「久留米からいらしたんですか」と言われたので「いえ横浜です」と返したら更に驚かれた【笑】。

「これかなり古いタイプの久留米ラーメンぽいけど、ご主人のお年だと既に地元でもあまり見ないタイプじゃないですか?」
「実は、大砲で三年ほど勤めた事があるんです」。

なるほど、大砲出身だったら「カリカリ」を作るのも合点がいくなあ。しかも、「大砲」より更にクラシカルに寄せているスープ。これほどの伝統的久留米ラーメンが札幌で食べられるとはびっくりだ。

しかし、今回は興奮した。ラヲタセンサーを働かせ、自分の知識や経験値からラーメンの出自を推測し、それがどんぴしゃりだった時の「謎はすべて解けたっ」と腑に落ちる瞬間の快感はラヲタならではだし、遠征先の、それも情報の少ない新店だと興奮もひとしお。この楽しさを随分と長いこと忘れていたなあ。最近はとにかく事前に情報が収集できすぎてしまって、どうしても既存情報のトレースがメインになってしまうが、ネットが今ほど発達する前の遠征はこう言うケースがいろいろあったのを思い出した。

だからラーメンはやめられない。

【データなど】
JR新川駅(遠い)/北海道札幌市北区新川3条11丁目10-21/090-5732-5350/11:00~15:00、17:00~20」00/月休(月祝の場合は営業、翌休)/南北線北24条駅から北72バス、第三横線バス停が最寄り。


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Tag : 2013新店 札幌

とんこつラーメン:まるは健松丸

「新世代あっさり和風鶏塩麹ラーメン」に続いて、ここ健松丸の看板メニューである「とんこつラーメン(750円)」も連食。2011年の6月4日に食べて以来。奇しくもちょうど二年ぶりだ。

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とんこつラーメン(750円)

前回食べた時のらーナビ速報には「クリーミィではなくクリーム」と表現したが、もしかしてその時より更に物理的粘度は上がっていないだろうか(^_^;)。スープと言うよりもシチューとかルウとか言う方が相応しい濃度で、ここまで来ると「濃い」「どろどろ」と言うより「硬い」とすら感じる。

この超濃度の割にはぎたぎたぎらぎらは少なく、油に負けずに食べ進められるあたりがやっぱり美味い。さすがに今の私には濃度が強すぎて、しかも連食な事もあってスープ完飲は無理だったが、いやあ美味かった。長谷川さんごちそうさまでしたと食べ終えた丼に向かって手を合わせた。

ちなみに、店内には既に閉店の旨も貼り紙がしてあった。また、店員さんが常連らしいお客と話していた内容によると、閉店後に移転再開のつもりではあるが、その時期・場所・店名などは未定らしい。もしかしたら「まるは」の屋号は無くなるかもしれないようなので、今回食べ納めに来られてよかったな。

長谷川さん、本当にお疲れ様でした。

【データなど】
地下鉄すすきの駅/北海道札幌市中央区南4条西5丁目6 第2秀高ビル 1F/011-251-6777/17:00~翌3:00/日休


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Tag : 札幌

次世代あっさり和風鶏塩麹ラーメン:まるは健松丸

今回の札幌遠征では、原則として再食はしない予定だった。「国民食堂」や「爐」など気になる移転も多いけど、とにかく昔と比べて食べられる量が極端に落ちているだけになるべく新店にパワーを向ける予定だった。

が、4日の「偲ぶ会」でお会いした長谷川さんの長男氏(現まるは店長)によると、今の「まるは健松丸」は6月26日をもって閉店すると言う。その後別の場所で移転開業の予定だそうだが、だとしたら長谷川さんの設計したラーメンを食べる最後の機会かも知れない。ならば行くでしょう。5日22時頃到着。

とりあえず、健松丸の看板である「とんこつラーメン」を頼むつもりだったが、店頭のPOPで「Yahoo次世代ラーメンバトル」で優勝した「次世代あっさり和風鶏塩麹ラーメン(750円)」が告知されている。おそらくはコンテストに向け長谷川さんが渾身の力で作り上げ、優勝を勝ち取った味。もしご存命だったら、絶対に「食べて下さいよ」と言われていたなあ。これは食べておかなきゃ。

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次世代あっさり和風鶏塩麹ラーメン(750円)

ラーメンは、「とんこつ」とは真逆の鶏清湯だが、もともと健松丸前の旧店舗で出していたメニューを思い出すと、長谷川さんが本来やりたかったのはこう言う北海道らしからぬ味なのかなとも思う。充分に鶏のコクが出て清湯ながら全く弱さがない。更に、わさびのようなバターのような独特の風味が味をぐっと引き締めている。うまい。

麺はぽつぽつと星の入った平打ち麺。歯ごたえがあり味のノリもよく、滑らかでこれも美味い麺だ。品名に「和風」とある程には魚介は香らないが、トッピングの岩のりが後半ぐっと磯の風味を出してくる。

美味しいなあ。私にとってはこれが長谷川さんの遺作のようなもの。じっくりと味わってほぼ完食。

【データなど】
地下鉄すすきの駅/北海道札幌市中央区南4条西5丁目6 第2秀高ビル 1F/011-251-6777/17:00~翌3:00/日休


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Tag : 札幌

プロフィール

siukitajima

Author:siukitajima
「超らーめんナビ」で達人を務めさせていただいていた北島です。2013年6月以降、こちらのblogで「速報」を中心としたラーメン情報をメインに掲載していきます。

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